【萩原浩】僕たちの戦争

2017/05/16

友人からすすめていただいた萩原浩さんの「僕たちの戦争」を読みました。
こちらは2004年に刊行されており、購入したのは2016年に発行された新装版です。

【萩原浩】僕たちの戦争

HIROBE DESIGNのブログは、「仕事」や「Web」があまり更新されず、
小説ばかりで仕事をしていないのではと思われてもおかしくないですね…

もちろん仕事も進めていますが、今年の目標の一つとして、
2017年は本を25冊以上読むを掲げているので、
ミッションクリアしたいと思います。

萩原浩さんの小説を読むのは「僕たちの戦争」が初めてでした。
戦争モノで現代(2001年)と太平洋戦争(1944年-45年)がタイムスリップし、
主人公が入れ替わるといった内容です。

内容はこのような感じです。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件が起こった年に、尾島健太が趣味のサーフィンをしに海へ出ていた。
突然、大波に飲み込まれて気を失い、目を覚ますと1944年だった。
一方で1944年に帝国海軍飛行術練習生の石庭吾一は飛行訓練中に雷雲に突っ込み、墜落し現代へとタイムスリップした。
2人ともそっくりな容姿なので周りの人々は入れ替わったことも分からず、記憶喪失と考えて暮らす。


ここからは感想なのでネタバレとなります。

題材はよくあるものですが、すごくおもしろい作品でした。
時代の特徴がしっかりと押さえられていて当時の状況をイメージしやすかったです。
また、戦争モノの中に恋愛要素も含まれており、ミナミ(尾島健太の彼女)の行動も気になるところでした。

戦争話なので愉快な内容ではないのですが、タイムスリップした吾一の勘違いした言動や、
健太の慌てっぷりや考え方がおもしろかったです。

ただ、メインの登場人物はみんな切ないなと思うところもありました。
・尾島健太はミナミに会えなくなり…(最後は戻れたのでしょうか)
・石庭吾一は御国の為に動くことができず…
・ミナミは子供ができたのに相手が吾一…
・鴨志田さんの初恋(?)は複雑で…
・文子さんが想う健太は居なくなり…

最後に気になるところは結末が、健太なのか、吾一なのかどちらなんでしょうか。
読者さんに考えさせたり、興味を持たせる為の書き方なんでしょうね…。
モヤモヤさせられましたが、切なさ半分、笑い半分なとてもいい作品でした。

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東京都江戸川区にてフリーランスで活動しているWebデザイナーの廣部 貴志です。
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